農業体験のバリエーションは豊富!ユニークな体験の魅力を紹介!

農業体験をしたい理由とは

一般的に農業体験をしてみたいと思う理由としてはどんなものがあるのでしょうか?農業体験の魅力について触れるために、体験したい理由についてアンケート調査を行ってみました。

農家の実態を知りたい?家庭菜園に生かしたい人も

  1. 実際の様子を見たことがないので体験してみたい。(50代/男性/公務員)
  2. 肉体的にどれくらいシンドイことなのか体験してみたかった。(60代/男性/個人事業主・フリーランス)
  3. 自宅で趣味でやっている家庭菜園に生かせそうだから。プロの技を見てみたい。(20代/男性/無職)
  4. 日常で食べているものをできたら全部自分で作りたいから。(40代/女性/パート・アルバイト)
  5. 農家さんの大変さを感じられたら、今まで以上に食べ物など大切にいただけると思うので。(30代/女性/派遣社員)
【質問】
農業体験をしてみたい理由を教えてください。
【調査結果】

フリー回答

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年06月16日~2017年06月23日
有効回答数:236サンプル

回答した多くの人が、農作業がどれだけ大変なものなのかを知りたいと答えていました。なんとなくはわかっていても、実際に体験してみないことにはその苦労はいまいちわからないものなのかもしれませんね。他の意見としては、家庭菜園に生かせそう、自分で作りたいといった回答も目立っており、実用的なことに役立てることを目的としているようです。食べ物の大切さを感じたいという意見からは、農家の苦労や食育について勉強をしたい姿勢が伺えました。

民宿に泊まりながら農業体験もできる!農家民宿の魅力

農家民宿とは、簡単にいえば農業体験が行える民宿のことです。どちらも農家が経営しており、日中は農業を体験し、夜はそのまま民宿に泊まることができるというサービスになります。よく似ているものとして農家民泊がありますが、一致しているのは農業が体験できることとそのまま宿泊できるという点です。大きく異なるのは、宿泊施設の違いだといえるでしょう。農家民泊の場合はそのまま経営している農家の自宅にお邪魔するような形ですが、農家民宿は旅館業法に基づいた宿泊施設をきちんと設けているので快適に泊まることができます。
農家民宿の中には宿泊客を多く受け入れるのではなく、1日1組のみに特化したところもあります。そういったところは宿泊施設の経営者である農家の人とのコミュニケーションを密に取ることができるので、現地の人とじっくりと話したい、農家としての考え方に触れてみたいという人にはぴったりだといえます。農家の人に丁寧に教えてもらいながら体験してみれば自分も農業を営んでいるような気持ちを感じられますし、都会にはない風情や情緒に触れることもできるでしょう。一般的な農業体験とはまた異なるのが農家民宿の魅力ですから、一度体験してみる価値は大きいといえます。

婚活も一緒にできちゃう!農業体験を通した農業婚活の特徴

挿絵2農業体験はその名前の通り、もちろん農業を体験するためのものであるという認識は強いでしょう。しかし、農業体験を通して婚活をするケースも増えてきているのが実態です。農業体験と婚活パーティーを組み合わせたイベントである「農業婚活」では、農作業や料理体験といった共同作業を経た婚活パーティーが行われます。農作業も兼ねて婚活をしてみたい、楽しみながら婚活したいという人にはぴったりの婚活です。また、一般的な婚活パーティーとは異なり、コミュニケーションが円滑に取りやすいこと、共同作業を通して距離を縮めやすいという特徴を合わせ持っています。そのため、一般的な婚活や街コンよりも仲を深めやすいといわれています。
婚活に特化したものではなくとも、農業体験を通して婚活をすることも可能です。農家の人や参加者の中に気になる異性がいるようであれば、積極的にアプローチをしていくのも1つの手段です。農作業に興味がある者同士なら気が合いやすいですし、必然的に話も弾むでしょう。

一般的な食育の進化系!農業体験で勉強できる食農教育って何?

挿絵3普通の食育ではなく、農業体験を通じた食育のことを食農教育といいます。食育とは本来、食事のマナーを学ぶ、バランスの取れた食事を食べるようにするなどを指しますが、食農教育はあくまでも農業に特化した食育になります。代表的な手段としては、農業体験や地産地消が食農教育の一環として挙げられるでしょう。農業体験は、食育よりも遥かに農作物の重要性や食の身近さを感じることができるという特徴を持っています。地産地消は、地球環境保全にも繋がる活動になりますし、地元農家の活動の応援にもなります。
食農教育を徹底すれば、食べ物の大切さや食べられることのありがたみだけではなく、家族で一緒に食卓を囲んで食事をとることの重要性にも気づけるでしょう。農業体験自体を家族関係の絆の修復にも繋げられるきっかけとすることも可能です。家族での農業体験の参加を通し、普段怠りがちなコミュニケーションを取っていくことで仲の良い家族関係を改めて築いていけるでしょう。

子供と一緒に体験!親子で農業体験を楽しむメリットまとめ

挿絵4子供と一緒に参加できる農業体験には数多くのメリットがあります。最大のメリットは何よりも親子のコミュニケーションを取る機会が設けられることと、家族の思い出づくりに役立つことです。普段の生活の中では気軽にできないような貴重な体験ですから、親子にとって良い刺激になるのは間違いありません。もちろん親子で楽しめるだけではなく、子供の教育にも役立ちます。農業体験を通して、農作物を育てることの苦労や自然の尊さを学ぶことができますから、食べ物のありがたみについても考えられる機会を設けられるでしょう。
農業体験をすれば、農業や農作物に関しての関心を高められるだけではなく、視野を広げたり、発想力を高めたりといった刺激を与えられるのも大きなメリットです。より多くのことに興味を持ったり、知識を深めたりするのにも役立つので、農業体験で得られるものは多いです。吸収しやすい子供のうちに一度体験させてみることをおすすめします。

無農薬、有機肥料を使った野菜作りを始めるならシェア畑がおすすめです

経験豊富なアドバイザー在籍で定期的に実演付きの講習会があり手厚いバックアップがあります。季節ごとの野菜の種や苗、肥料、農具は全て農園に揃っているので気軽に野菜づくりを始められます。 芋掘りなど、家族で楽しめる四季や旬を感じるイベントも満載。 詳しくは下記のバナーからHPをご覧ください。

シェア畑

外国人観光客向けの農業体験が人気!外国人が魅力に感じる理由は?

日本に好んで訪れる外国人観光客は昔に比べて増えましたが、農業体験をしたがる人も同時に増えてきています。なぜ外国人観光客の間で人気を博しているのか、その明確な理由は定かではありませんが、農業を通して日本文化や歴史に触れられるからというものが理由のひとつに挙げられます。収穫した農作物を使った田舎料理を提供してくれるタイプの農業体験の場合は、日本の新鮮な農作物をそのまま味わえることにも魅力を感じているといえそうです。
外国でも農業が盛んなところは多いですが、かなり規模が大きかったり、農業の希少性が高かったりといった問題で気軽に農業体験ができるものではない可能性もあります。外国ではなかなかできないような珍しい体験が気軽にできるというのも日本の農業体験の魅力だといえるでしょう。
ただし、英語が常用語というわけではない日本では、外国人の受け入れ態勢が整っている農家が少ないのが現状になります。外国人の人気をより高められるかどうかは、これからの農家の対応に掛かっているといっても過言ではないでしょう。

農業体験に参加するなら!農作業に適した服装選びを徹底!

農業体験を安全に楽しむためには農作業に適した服装をするのが必須事項です。汚れてもいい服装で来る人は多いですが、それ以外の面で対策を怠っているケースが少なくないので十分に注意しましょう。農業体験で気をつけなければならないのは、汚れの対策だけには留まりません。暑さや日焼け、虫刺され対策も重要になります。他にも、熱中症や怪我などを考えた対策も行っておいたほうが良いといえるでしょう。
農作業をするうえで基本的な服装としては、長袖に長ズボン、それに履き慣れた運動靴か長靴を着用することです。夏場だと暑くてしんどいかもしれませんが、日焼けや虫刺されのリスクを下げることができます。通気性の良い素材や速乾性のある素材を選ぶことで、そこまで暑さを感じることなく着られるでしょう。服装以外には小物も用意しておくのがベストです。作業に必要な軍手やタオル、虫よけスプレーなどを準備しておけば、比較的快適に農作業に集中できるでしょう。

さまざまな農業体験に参加できる!農作業の楽しさと重要性を学ぼう

数多くの個性的な農業体験を主に紹介してきましたが、いかがでしたか?農家民宿や農業婚活などはユニークな部類に入る体験ですよね。しかし、いずれの農業体験も食の大切さや農作物の尊さ、農家の人の努力などを学んでいくという点では共通しています。どの農業体験にしても、土や野菜などに自分の手で直接触れてみないことには気づけない発見ができるでしょう。一風変わった個性的な農業体験に参加してみるのも楽しいものですが、勉強や教育も兼ねるのであれば、単なるレジャーではなく食農教育のためでもあることを頭に入れておいてくださいね。