さいごに

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後継者問題や高齢化問題など、多くの問題を抱える農業ですが今、新しい農業の形が注目を集めています。 新しい農業(次世代農業)は、農業の問題の1つである収入が少ないということを解決できる、儲かる農業とも言われています。 新しい農業では、大量生産が可能な作物、安全な作物気候に左右されない作物、栄養価の高い作物などをつくる研究に取り組み、商品を開発しています。

様々な取組み

また飲食店と農業のコラボレーションなどで事業の展開を目指す取り組みも見られます。 飲食店と農家がお互いに知恵を出し合ってオリジナル商品を開発したりこれまでにない、新しい店舗展開をして、お客さんを集めています。 有機野菜のカフェやレストランなどもこれらの1つといえそうです。次世代農業の先駆けとなっているものとして、植物工場があります。 いわゆる都市型農業の1つで、工場で生産することにより場所や天候に左右されることなく、常に安定した生産が可能であるため販売価格も大きく変動することがありません。 設備投資に費用がかかりますが、需要と供給のバランスがしっかり保てれば利益を得ることが可能です。更に、光を活用して植物を育てる工場も増えています。栄養成分を増やす効果もあり、この栽培方法は、注目を集めています。

農業のカタチ

その他にも、新種の野菜としてミニ野菜が注目されていますね。このように新しい農業のカタチが注目され、次世代農業に特化したセミナーやスクールも開催されています。 次世代農業を行うにあたり必要な知識や、次世代農業の現状とこれからの課題、発展について学ぶことで、更に農業を深く学ぶことが可能です。 セミナー参加者には、現在農業をしているという人も多く参加しています。 次世代農業はそれだけ魅力的な部分が多くあるからでしょう。 農業を一つのビジネスとして捉えている次世代農業、現在農業に従事している人も次世代農業に注目しています。 これから農業に従事したい若者からも、期待されている次世代農業、今後もさらに、広がっていくのではないでしょうか。