園長・中道(なかみち)が目指す農業
☆仲間となるあなたへ
本当の食べ物って何なんだろう?、本当の農業ってなんだろう?、自分は何のために生きてるの?
僕なりの理想の農業を半世紀弱追求してきた。結果は失敗の連続だった!
始めた頃は、田んぼには「稲」以外の存在を認めなかった。草や害虫など、当然ダメ!農薬の使用は不可欠!結果としてそれが農薬で自分の身体を壊すことになった。
農薬が要因で親父が早く亡くなって、僕が園長になったとき、僕の身体もボロボロ・・・借金は農家としては桁はずれ!途方にくれた。このまま面積を広げれば農薬の使用量が増え、さらに体を壊す。何が何でも農薬に頼らない農業オーガニック技術を身に付けるしか生きていく道がないことを知った。
有機農業界で有名な先生や先輩たち、どの都道府県であろうが厚かましくも教えて欲しいと押し掛けた。そんな僕にも関わらず先輩達は快く色々と教えてくれた。
出会ったばかりの僕に先輩方は、この技術にたどり着くまでにとても苦労しているはずなのに、なぜ丁寧に深く教えてくれるのか、疑問になって先輩に直接聞いてみた。
「全く無知な君でも、いずれ技術を習得するだろう。そして、いつか君の所にも、新人が技術を学びに来るだろう。その時、君の見つけた技術も付け加えて、新人に教えられる人物と信じたからだ」と言われた。
先輩たちは、仲間が欲しかったんだ!「優れた農法を拡げたい、そして未来に繋げたい」そんな思いが先輩達にあったんだ。(いまになって僕も先輩の気持ちがよくわかる。)
人類にとって優れた技術は共有し共創していきたい。(国内農家さんのみならず、中国や韓国ベトナムからの技術指導依頼もある)
数社の農業関連企業との協力により新たな技術開発にも協力している。さらに雑誌での情報公開も積極的に行っている。
例1) 除草ロボット開発 (有機米デザイン社様)
例2) 有機稲作の技術と、最先端NDVI技術の融合 (ヤンマーミノルタ様)
https://www.youtube.com/watch?v=DH0BQqzntzc
(中道農園の大区画圃場や園長登場!)
例3) 雑誌「現代農業」 掲載 (自然栽培や有機に関しての情報提供)。
2021年1月3月4月7月9月10月11月号 ets過去多数
☆自然栽培のお米をさらに拡げたい
現代の食生活は、多種多様な形でストレスを浴びている。
食糧の生産現場では農薬の使用、食品加工では多種多量な添加物、食卓では噛む回数が極端に少なくなり、味の濃いものが好まれるようになってしまった。
そこで僕が注目したのは、未来を担う小さな子供達です。
未来を担う彼らだからこそ本来の食材の味、そして力を知ってもらいたい、本来の日本食を知ってもらいたい。
そして、そんな彼らを支えるお米が育つ為のピュアな環境のたんぼを残さなくては。
さらに、現代のこども達に自分たちの野生力の発揮の場を提供したいと考えています。
☆「野生力」発揮の場を子どもたちへ
「人は野生の生物」です。近年、街や田舎の子ども達でさえ自然とのふれあいが極端に失われ、野生生物としての能力を使ったことが無いまま、人としての教育を受けます。(汚い、危ないなどで、子どもたちが遊びから学ぶ行動をさせてもらっていない。)これはスマホのOSが未完成のまま、高度なアプリをインストールするのと同じこと、すぐクラッシュしちゃいます。
田園は、人の命を守る食糧の供給基地であるのと同時に、人を育む大切な自然環境でもあると考えています。農園では家族お子様向けのイベント(農園コンサートや田んぼ体験Dayなど「野生体験」を企画しお誘いしています。街の人々の第二のふるさとと思ってもらえるフレンドリーな農園をめざしています。
主な動き
2021 野洲市ふるさと納税 初代メイン返礼品に採用
2019 滋賀県オーガニックおうみ米、初代から採用
2019 民間稲作研究所 滋賀研修圃場
2017 滋賀県有機農業推進協議会委員
2017 スイスコープへのJAS有機コシヒカリ輸出
2016 ダイヤモンドECデザイン大賞受賞
2015 第12回OSMC全国実践会農業革新賞受賞
2013 第七回 日本一おいしいお米コンテスト優良金賞受賞
2012 アグリフードEXPO 輝く経営大賞 受賞
メディア紹介例 多数 参照ページ