なぜ農業をはじめようと思ったのか
安い輸入食品が並ぶ市場においても、「安全だから」などの理由で国産の農作物に常に一定のニーズがあるが、食料自給率がこのまま低下を続ければそういったニーズにも応えられなくなってしまうので少しでも役に立てたらと思い農業をやりたいと思い立った為です。 また、農業の現場で働く人の中には高齢の方も多く、歳をとっても元気に働きたいという自分の考えにマッチしていると考えたことももう一つの理由です。
どうしてここを選んだのか?
これからも就農する若者はさほどは増えないだろうと個人的には考えています。自社で餌を作り、雛を育て、卵を生産し、パッケージして出荷し、また、家畜の糞なども自社の畑に散布し活用するという経営の仕方がこれからの農業の在り方の一つとして現実的であると考えた為です。
実際に農業をやってみて
厳しいものだ、大変な仕事だというイメージがかなり強かったのですが、実際やってみると楽しいと考えることの方が多いと感じています。仕事柄、一般的な大型連休なども関係なく仕事があるため、家庭を持った際、どうやったらプライベートでの時間が取れるるか仕事の進め方も改善していきたいと考えています。
今後の目標は?
鶏舎の制御をはじめ、よりレベルの一つ高い仕事もこなせるようになることです。また、設備の修理等もできることを増やしていく、鶏の様子などしっかり観察するなど、自分の仕事のレベルを上げていくことも目標です。
就農を考えている方にメッセージ
正直なところ、農業をはじめるにあたって敷居はびっくりするぐらい低いと思います。必要なのは積極的な姿勢だけ。自分も大学までは全く関係のないことを学んでいたが、働いていくうちに少しずつだが、わからないことが少なくなっていくのであまり怖がる必要はないと思います。思いきって飛び込んできて、一緒に農業従事者として働けたら嬉しいです!