『やらされる仕事ほど楽しくないものはありません。最初は何もわからないのは当然のことです。』

profile

名前
経営者:井澤氏
出身
兵庫県

なぜ農業をはじめようと思ったのか

実家がもともと井澤商店を経営していた。勉強という意味合いで農業法人にまずは勤務。 その後、継承する形で井澤商店に入社。

農業経営者としての想い・こだわり

農家の方がより良いものを生産できるようにすることが自分の使命だと考えている。それをコンサルタントとして専門知識を携えてお手伝いすることに、仕事の魅力を感じでいる。 当社がやっているのは農業ではない。農家さんを助けて、作物に付加価値を与える。その対価としてお金を頂いている。いかに農家さんへ専門的な価値提供できるかがミソ。 愛読書はステーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」。行動は習慣によって形作られることを実践している。

農業をやっていて楽しいこと、嬉しいこと

やはり農家さんと二人三脚で、仕事をしていくということ。どのようにしたらおいしい作物ができるかを考え、計画、実行して実際に付加価値を付けられた作物が市場に提供できることが一番の楽しみ。 専門知識と農家さんの架け橋になれることが嬉しい。

大切にしていること

■Mission(ミッション):自社の生産ノウハウにより栽培された生産物が適正価格で流通する市場作りに取組み、農家の生産意欲の向上、並びに生産者と消費者との信頼関係の構築に努める事により、国内農産物生産者数の維持・拡大という社会的役割を担う。 ■Value(バリュー):井澤商店では、代々「農家に今以上に儲けてもらいたい」と言う思いのもと、 農家の農業経営改善のサポートをサービスとして提供する。 ■Vision(セルフイメージ・ ヴィジョン):生産者・消費者ともにもっと勉強し、自分が作る(食べる)農産物を、納得・安心して生産出来る(食べられる)ようにならなければならない。その為に、我々は生産者と消費者に対し、双方各々にそれを実現する情報を、商品と併せて提供する。

今まで一番大変だったこと、苦労した(している)こと

正直に申し上げると今まで大変だったと思えるようなことはなかったように思います。それは別に全くミスをしてきたということではなくて、物の考え方を工夫していたからなのです。フランクリン・R・コヴィーの「7つの習慣」を愛読しています。問題は外側にあるのではなく内側にあるということ。これを念頭に置いておけば、周囲の環境を言い訳にしないで、自分が変わり続けなければなりません。今でも何かの壁にぶち当たったときは「7つの習慣」を読み返しています。

就農を考えている方にメッセージ

未経験の方でも経験者の方でも農業関連のお仕事に就くことを考えられていらっしゃるということは、相当な度胸の持ち主だと思います。これは総じて言えることですが、やらされる仕事ほど楽しくないものはありません。最初は何もわからないのは当然のことです。しかし、一つ一つの仕事が線となって大きな動きを作っていくということを前提にインプットしていると捉え方も変わるものです。受け身ではなく、自律的に何事にも取り組んでいくことが成長へのカギになると思います。

企業情報

地域 兵庫県
所在地(住所)

兵庫県加古郡稲美町印南829

会社名

株式会社 井澤商店

代表者

井澤 潤次朗

設立年月日

昭和35年1月

事業内容

・肥料および農薬販売 ・米殻集荷業

従業員数

7名